「ミサイルが飛んでくる?!」――安全保障の危機の本質はどこにある? 2017/04/19 by 鳴海 游 No comments 鳴海 游 1.ミサイルが飛んでくる?! 空母カール・ビンソン(USS Carl Vinson)を中心とする米艦隊が朝鮮半島周辺に向 Continue reading →
拡がる「ムスリム入国禁止令」への反撥、覇権国の座から滑り落ちるアメリカ 2017/02/04 by 鳴海游 No comments 鳴海游 西さんの<「主権国家論」をとる限りトランプの「7か国旅券者入国一時停止」は批判できない>(青字部分をクリックするとその記事に飛びます-以下同様)を読ませていただきました。私は西さんとは、感覚の違うと Continue reading →
「認知の視点」から考える、「I」と「私」の違い――金谷武洋「日本語論」から導かれるもの 2017/01/15 by 相馬千春 No comments 相馬千春 一、 「日本的に考えたり感じたりする」〈私〉とは? 昨年、浦上玉堂の山水画を前にして、<「私」というものが画の中に溶け込んでしまう>経験をした(1)とき、<私はやはり東洋あるいは日 Continue reading →
浦上玉堂――「私」が溶解していくその世界 2016/12/27 by 相馬千春 No comments 相馬千春 浦上玉堂を久しぶりに想い出したのは、森忠明さんの新著『空谷跫音録――ともきたる』を拝見したときです。 「夫(か)の虚空(キョクウ)に逃(のが)るる者は……人の足音、跫然(キョウゼ Continue reading →
チェルシー・シーダー「ゲバルト-ローザ:日本における新左翼、ジェンダー、暴力」に寄せて 2015/07/30 by 草丘 望 No comments 草丘 望 1、60年代、70年代に学生運動が論じられていますが、そのこと一般についての補足です。「ジェンダー」を主題にされようとしていますが、日本の学生運動は「70年安保沖縄闘争」が終わるまでは、72年まで Continue reading →
「他者」とは何か。 2015/05/06 by 伊藤述史 No comments 伊藤述史 去る4月11日の第10回「現代批評講座」(於:明治大学)において、高橋一行さんの新刊『他者の所有』(御茶の水書房 2014年)が取り上げられ、参加者の間で議論された。この書物は『所 Continue reading →
相馬氏への再批判 1 2015/04/05 by KIT No comments 高橋一行 次の5点について書く。 ① ヘーゲルの初期、つまり、『大論理学』初版を書く前に、「否定の否定」は肯定であるという文言があり、『大論理学』初版の後では、これは、何か所も、この文言がある以上、これがヘ Continue reading →
ヘーゲル「論理学」の「否定の否定」と「無限判断」の解釈について――高橋一行『他者の所有』を読む① 2015/03/18 by 相馬千春 No comments 相馬千春 高橋一行氏の『他者の所有』(御茶の水書房)について、何回かにわたりコメントを書くつもりですが、初回は、高橋氏のヘーゲル「論理学」(1)の――そのうち「定在」と「定在の判断」の――解釈を扱います。 Continue reading →
乱世を前にした私の歴史意識 ―戦後国体論を語る緒言として― 2014/12/04 by 西兼司 No comments 西兼司 一、第二次世界大戦は遠い過去 来年は戦後70年の年である。「改憲」を党是としている自民党はもちろん、野党も含めて現「日本国憲法」の賞味期限切れをはやす声は一層強くなるだろう。それに対 Continue reading →
安倍首相による「衆議院解散」の義と機と実 2014/11/21 by 西兼司 No comments ―戦後国体明徴に向けて― 平成26年11月21日 西兼司 一、義 安倍首相による11月21日の衆議院解散は、「義」に反している。 別に、つい一月前までは我が世の春を謳歌していて憲政史上最長 Continue reading →