「気候変動1.5℃目標」が死んだいま、「気候科学は何を語り、何を語っていないのか?」(S. E. クーニン) 2024/03/28 by Ω No comments 相馬千春 1.「気候変動1.5℃目標の死」から何を考える必要があるのか。 ちかごろ「気候変動の1.5℃目標は死んだ」という指摘を眼にすることが多くなりました。 &nb Continue reading →
実質賃金低下と消費増税に挟撃されて将来を失いつつある日本で、消費減税は有効な対策だ 2024/02/27 by Ω No comments 相馬千春 1. はじめに 今回書くことは、私が、消費税減税の問題について、地域での市民・野党の皆さんとの対話の中で発言してきたことを元にしています。それで、この文では「消費税減税 Continue reading →
私の最近の体験から「日本の民主主義の決定的な未成熟」(辛淑玉)について考えてみる 2023/11/27 by Ω No comments 相馬千春 一、「戦後民主主義」の「正の記号への奇妙な転倒」(酒井隆史) 私は地域でささやかな政治的市民運動に関わっているのですが、その運動のなかで直面する事態の中には、“日本の Continue reading →
中東での無差別殺戮は「第三次世界大戦」の始まりを告げているのか? 2023/10/26 by Ω No comments 相馬千春 中東で無差別殺戮が始まった 高橋一行さんがこのサイトで公開されている「政治学講義第一回(1)」(2023年08月15日)は、E. トッドの著作『第三次世界大戦はもう始まっている』を検証 Continue reading →
私が政党を批判する尺度とは?――立憲民主党を例にして 2023/06/15 by Ω No comments 相馬千春 一、はじめに このところ日本のリベラル・左派は退潮が著しく、立憲民主党は政党支持率で維新に抜かれ、共産党も4月の統一地方選挙で議員数をずいぶんと減らしてしまいました。リベラル・左派の退 Continue reading →
「デモクラシー」と「主であること(Herrschaft)」 2023/05/25 by Ω No comments ――拙論「デモクラシーの契機としての「精神的貴族主義」は可能か」の続きに代えて―― 相馬千春 「「デモクラシー」と「主であること(Herrschaft)」」と題した Continue reading →
日本の安全保障問題を考える――「敵基地攻撃論」を契機として 2023/02/16 by Ω No comments 相馬千春 下に掲載するのは、私が昨年末、前衆議院議員のMさん(立憲民主党)に送付した「日本の安全保障問題に関する意見」ですが、これを作成したのは次のような経緯によっています。すなわち昨年の12月16日、政府 Continue reading →
CSIS「中国の台湾侵攻の図上演習」の「要旨」を試訳する 2023/01/16 by Ω No comments 相馬千春 岸田政権は防衛政策を大転換させて、敵基地攻撃能力の獲得を始めとした軍備拡張に乗り出しました。こういう情勢になると、市民にとっても軍事問題を考えることは避けて通れない Continue reading →
デモクラシーの契機としての「精神的貴族主義」は可能か(一)-ヘーゲルの「ストア主義」論 2022/03/29 by Ω No comments 相馬千春 先に掲載した「リベラル・左派の何が問題か?」の(七)と(八)では、主に丸山真男によって「武士のエートス」とはどんなものかを見たのですが、それを通して逆に、近・現代の日本が Continue reading →
(続)「武士のエートス」とその喪失を考える 2021/11/25 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(八) 相馬千春 (七より続く) この連載のサブタイトルは「リベラル・左派の何が問題か?」なので、「武士のエートス」とその喪失というテ Continue reading →