任侠・やくざ映画試論

積山 諭      東映が任侠・やくざ路線で世を風靡したのは昭和の高度成長期だ。それは日活青春映画と対極をなすものだった。私は戦後民主主義の明るさで観客を呼ぶ路線を突っ走った日活の対極に東映 Continue reading →

吾詩従人笑

森忠明     菅茶山の記念館が広島県神辺神辺かんなべ町にオープンしたとの記事をみた。私にしてはめずらしく金があったので、羽田から岡山まで飛び、福山で福塩線に乗りかえて神辺で降りた。去年の十 Continue reading →

新藤兼人論序説

積山 諭     新藤兼人監督の作品に最初に接し驚愕したのは学生時代に旧フィルムセンターで観た『裸の島』である。以来、新藤監督の作品は断続的に観続けてきた。広島出身の監督にとって原爆は生涯の Continue reading →