戦後国権論として憲法を読む(第10回)本説 第五章 無理筋の「国民主権論」を語る 2017/08/18 by 西兼司 One comment ―――第10条における「主権者国民の不存在」による第三章全体の混乱―――(4) 第9回より続く。 西兼司 第3節の補 アメリカ、フランス、ドイツ憲法における「主権」、「国民」、「 Continue reading →
戦後国権論として憲法を読む(第9回)本説 第五章 無理筋の「国民主権論」を語る 2017/07/27 by 西兼司 No comments ―――第10条における「主権者国民の不存在」による第三章全体の混乱―――(3) 第8回より続く。 西兼司 第3節 国民主権に必要な具体的課題・「天皇主権規定」と多衆国民の課題 & Continue reading →
戦後国権論として憲法を読む(第8回)本説 第五章 無理筋の「国民主権論」を語る 2017/07/19 by 西兼司 One comment ―――第10条における「主権者国民の不存在」による第三章全体の混乱―――(2) 第7回より続く。 西兼司 第2節 第10条の意義とその批判の不在 (一)「日本国民た Continue reading →
戦後国権論として憲法を読む(第7回) 本説 第五章 無理筋の「国民主権論」を語る 2017/07/10 by 西兼司 One comment ―――第10条における「主権者国民の不存在」による第三章全体の混乱―――(1) 第6回より続く。 西兼司 第1節 憲法原理たる「国民主権」の憲法における不在 第2節 第10条の意 Continue reading →
「サブカルチャーを論じる」とはどのようなことだろうか 2017/03/02 by 西兼司 No comments 西兼司 順番 1、「問題の立て方」 2、「述べられていることへの違和感」 3、「カルチャーの基盤とメインカルチャーの現在」 4、「サブカルチャーの体位」 <問題の立て方> 高橋氏が「公共空間X」に初めて「サブ Continue reading →
「主権国家論」をとる限りトランプの「7か国旅券者入国一時停止」は批判できない 2017/02/02 by 西兼司 One comment 西兼司 アメリカのトランプ大統領が、就任前からのツイッター政治に加えて、就任後の「大統領令」乱発政治手法を繰り広げている。選挙戦の時からオバマやクリントンなどのエスタブリッシュメント擁護に反発を示していたの Continue reading →
憲法読解余話・第24回参議院選挙に「現実と憲法の齟齬」を思う 2016/07/04 by 西兼司 No comments 西兼司 6月22日からいよいよ参議院通常選挙が始まっている。7月10日の投票・開票日まで連日「公職選挙法」による候補者間の争いが、主権者の眼前で、投票券の争奪戦として繰り広げられるわけだ。今回の選挙は、例に Continue reading →
二つの最高裁判決を読んで、家族を考える(下) 2015/12/27 by 西兼司 No comments 西兼司 (上)より続く (三)、「夫婦同姓制度合憲」判決の問題点 もう一つの「夫婦同姓制度合憲」判決は、民法第750条の合憲性を憲法第13条、第14条第1項、第24条第1項及び Continue reading →
二つの最高裁判決を読んで、家族を考える(上) 2015/12/26 by 西兼司 One comment 西兼司 たまたま、12月16日午後2時前後テレビを見ていたら、5分間程度の「ニュース」では収まらず「最高裁での2つの訴えについての判決」に関する予告、速報的事実、判決理由、解説が暫くの時間続けられた。翌日 Continue reading →
戦後国権論として憲法を読む(第6回)本説 第四章 補論・「天皇」と「戦争の放棄」の意味と限界 2015/08/22 by 西兼司 One comment 西兼司 占領軍は日本国憲法の第一章と第二章をワンセットで考えていた。2月3日のマッカーサー三原則のうちの①と②が第一章と第二章に対応することを思い出してほしい。この二つの章がこの憲法の眼目である。だから、 Continue reading →