北総湿原ドライブ記 2024/12/22 by Ω No comments 西兼司 11月28日のドライブ紀行文を書けとWさんからの要請ですから、久しく文章を書いていない身ながら、一筆啓上致します。まず、前提に石塚さんの立派な紀行文がありますので、それを Continue reading →
老いの解釈学 第3回 マラブーの破壊的可塑性について 2024/12/18 by Ω No comments 高橋一行 老いと病は異なるカテゴリーのものとして分けて考えたいと前回書いた。しかしC. マラブーは、基本的に両者は同じものではないかと言う。老いはゆっくりと来るもので、病は急激に来 Continue reading →
公共空間ドライブの印象―我孫子から香取まで(2024年11月28日) 2024/12/16 by Ω No comments 石塚正英 昨日(2024年11月28日)私は、公共空間XスタッフSさんの運転で、JR我孫子駅から香取神宮まで、ミニ旅行に出かけました。Sさん、Nさん、Wさん、そして私の4名で一 Continue reading →
老いの解釈学 第2回 ヘーゲルにおける病と老い 2024/12/10 by Ω No comments 高橋一行 老いと病を分けて考えたい。両者はもちろん重なる。老いとは、いくつもの病が発症して、それらが治癒されることなく、日々進行し、やがて死に至るものだと考えれば、老いとは病そのも Continue reading →
現代の“デモクラシー”は「一般意志」を代理しているのか?――この間の選挙結果を見て考える 2024/12/05 by Ω No comments 相馬千春 1. 九月からの諸選挙で政治状況は大きく変わったが・・・。 今年の9月以降、自民党総裁選、立憲民主党代表選、そして衆議院選がありましたが、この三つの選挙によって、日本の政 Continue reading →
パウロ・ルター・フォイエルバッハ―柴田隆行死去3年目によせて 2024/11/04 by Ω No comments 石塚正英 はじめに わが畏友の柴田隆行(1949-2021)は、勤務先の東洋大学で講座「社会文化思想史」を担当し、その講義概要(2000年度)に、次の文を記していた。 Continue reading →
量子力学という科学の非科学性―〔メソフィジカル・バース〕の提唱 2024/10/05 by Ω No comments 石塚正英 本格的な研究が開始し成果が認められてから100年あまり経過した研究分野、量子力学について話題にします。100年前のアインシュタインと同様、私は数年前からこの分野に強い Continue reading →
廣松渉の“物象化”論を批判したころを振り返る 2024/09/21 by Ω No comments 石塚正英 今でも私はありありと覚えている。廣松渉著『物象化論の構図』(岩波書店、1983年)を発売後しばらくして読んでみて、これはやはりマルクスの示した物象化概念から決定的に離反し Continue reading →
世界の財政理論は“格差打破”へと転換している 2024/08/19 by Ω No comments ――大企業・富裕層への課税強化・税の累進性回復が課題に―― 相馬千春 1. 日本の経済政策論議は「ガラパゴス」化しているのでは? この間の日本の財政政策の議論を見ていると、率直に言 Continue reading →
路面電車の語ること – 田村伊知朗『ドイツ路面電車ルネサンス 思想史と交通政策』に触れつつ – (政治学講義番外編) 2024/07/28 by Ω No comments 高橋一行 田村伊知朗『ドイツ路面電車ルネサンス 思想史と交通政策』(論創社、2024年7月)を読む。題名の通り、ドイツの路面電車の復活を論じたものである。触発されることがあり、この Continue reading →