「何としてでも移民は排斥したい」 - イギリスから(1) – 2017/03/23 by 高橋一行 No comments 高橋一行 イギリスのケンブリッジに来ている。半年間、ここに滞在する。 ケンブリッジに入った翌朝、アパートを探そうと思って、不動産屋に立ち寄る。ここでいきなり洗礼を受けることになる。 応対してくれたのは、その風貌と言 Continue reading →
サブカル論の現在 2017/02/27 by 高橋一行 No comments 高橋一行 1. 私にとってのサブカル 2. サブカル論の現在 日本文化論として 3. サブカル論の現在 ポストモダン論として 4. 情報化社会のサブカル 1. 私にとってのサブカル   Continue reading →
サントームとは何か 『他者の所有』補遺(8) 2016/09/22 by 高橋一行 No comments 高橋一行 (7)より続く 「ジジェクのラカン像」を書き、「ラカンの鬱論」を書いた。今回、そのふたつのテーマが、「ラカンのサントーム論」で結び付く。 再度、内海健を引用しつつ、精神病型の鬱の Continue reading →
森忠明『ともきたる 空谷跫音録』(翰林書房)を読む 2016/08/22 by 高橋一行 No comments 高橋一行 私は書評を書こう思ったのである。しかしまもなく、それは不可能だということが判明する。森忠 Continue reading →
ラカンの鬱論 『他者の所有』補遺(7) 2016/06/30 by 高橋一行 No comments 高橋一行 (6)より続く 「アガンベン論(1) – (5)」で、鬱を論じている。所有論の帰結として、喪失の病である鬱に言及し、またアガンベンの論を、「所有しないということ」を主張しているものだ Continue reading →
「ラカンを通じてヘーゲルを読み、ヘーゲルを通じてラカンを読む」『他者の所有』補遺(6) 2016/06/13 by 高橋一行 One comment 高橋一行 (5)より続く ヘーゲル『法哲学』を読んで、ヘーゲルの所有論を探っている。するとその論理は、「論理学」の、肯定判断、否定判断、無限判断で言い表され、その最後の無限判断が最も所有の論理を言い当てて Continue reading →
「身体の使用」アガンベンを読む(5) -『他者の所有』補遺(5)- 2016/05/25 by 高橋一行 No comments 高橋一行 (4)より続く アガンベン『身体の使用 -脱構成的可能態の理論のために-』を読む。原文は2014年に出て、邦訳が、2016年に入ってから出ている(正直に言えば、翻訳が出て、読んでみたら、私の問題 Continue reading →
「怠惰または鬱」アガンベンを読む(4) -『他者の所有』補遺(4) – 2016/03/29 by 高橋一行 No comments 高橋一行 (3)より続く アガンベンは、『スタンツェ』(1977)において、中世の修道院における鬱を論じている(注1)。それは「白昼のダイモン」と呼ばれ、怠惰、陰鬱、生の倦怠、無為とも呼ばれる。「僧院の中で行われるあら Continue reading →
文科系の進化論 - 進化論補遺1 – 2016/02/27 by K.I.T No comments 高橋一行 (12)より続く 以下は、「進化をシステム論から考える」(全12回)の補遺である。 進化論に興味があり、書きたいことがあると言うと、もうそれだけで、様々な批判を受ける。つまり、進化論に対して、様 Continue reading →
ウェルベック『服従』を読む -宗教とナショナリズム(7)- 2016/01/07 by 高橋一行 One comment 高橋一行 (6)より続く ウェルベックの『服従』は、フランスでイスラム政党が政権を取るという、近未来小説である(注1)。この小説は、2015年1月7日に発売された。奇しくも、テロのあった日である。この偶然が Continue reading →