Tag Archives: 森忠明

「薄情息子」と母は言う

森忠明  細江英公氏の〈銀座の乞食の母子〉という写真を見て思いだすのは、五十年前、私が立川二小一年生のとき、通学途中に目にした母子?乞食の姿である。  今の曙橋交差点、NAITO鞄店寄りに黙座していた。母であろう人は三十 Continue reading →

さようならサッちゃん

森忠明    母校立川二小の家庭科教室に集まった五、六年生に向かい、講演をさせてもらったのは六年前か。どんなことを話したのか忘れたが、私に謝辞を述べるべく立った六年生のハンサム君が途中で文句を失念、どぎまぎ状態 Continue reading →