資本主義を越える原理とは何か -加速主義について(哲学篇)- 2019/09/18 by Ω No comments 高橋一行 資本主義を何とか超えて次の社会に進みたいと思っても、これは越えられないのではないかという思いがある。加速主義とはその思いそのものを声高に叫ぶだけの主義主張で Continue reading →
「戦前回帰」を考える(十三)――近代日本「民衆」の政治上の三つの意識 2019/09/13 by Ω No comments 相馬千春 (十二)より続く。 十三 近代日本「民衆」の政治上の三つの意識 この連載の(十一)、(十二)では、「近世中・後期―近代初頭の「民衆」の「自己意 Continue reading →
資本主義の次に何が来るか - 加速主義について(経済篇) - 2019/09/04 by Ω No comments 高橋一行 前回分において、加速主義については右派であれ左派であれ、そこにニヒリズムがあると私は言ったのだが、しかし同時に彼らには資本主義を加速すれば何とかなるのだとい Continue reading →
資本主義は越えられないのか – 加速主義について(政治篇)- 2019/08/24 by Ω No comments 高橋一行 「資本主義の終わりを想像するよりも世界の終わりを想像する方がたやすい」(ジェイムソンp.13)という文言は、加速主義について語られるときに誰もが使うものであ Continue reading →
いしいひさいちから学ぶ政治学(3)――位階制組織における民主主義 2019/08/08 by Ω No comments 田村伊知朗 いしいひさいち『鏡の国の戦争』潮出版、1985年、76-77頁。 この漫画の面白さは以下の点にある。それは、軍隊に多数決原理が導入されてい Continue reading →
2019年春 中国・撫順ちょっと旅 2019/07/10 by Ω No comments 藤井建男 三月末から5日ばかり私的な用事で中国・遼寧省撫順市に5日間行ってきました。『黄泥街』(残雪著 白水社新書 2018刊)をバックに入れて。用件もありましたので本に没頭するわけにいきません Continue reading →
いしいひさいちから学ぶ政治学(2)――官僚主義に対抗する政治家? 2019/07/04 by Ω No comments 田村伊知朗 いしいひさいち『いしいひさいち選集』第13巻、双葉社、1986年、126頁。 この漫画は、日本沈没という国難に際して、政治家が自分の選挙区のことしか考え Continue reading →
いしいひさいちから学ぶ政治学(1)――官僚制の存在形式 2019/06/21 by Ω No comments 田村伊知朗 はじめに いしいひさいちが、日本を代表する漫画家であり、第一級の知識人であることはほぼ Continue reading →
移動の時代3 -移民の哲学- 2019/06/14 by Ω No comments 高橋一行 柄谷利恵子『移動と生存』を読解することから始めよう。現代は移動の時代である。2016年の本の冒頭部分で彼女はそう書く。2015年のデータで、移動先で居住、就 Continue reading →
移動の時代2 - マルチチュード論 – 2019/06/03 by Ω No comments 高橋一行 前章で、東浩紀が観光客の哲学を、カントとヘーゲルを読解し、アーレントなど現代思想を取り挙げることで正当化して来たことを見た。その上で、今度は東は、A. ネグリとM. ハー Continue reading →