ジジェクのヘーゲル理解は本物か(1) 闇と鬱 2020/03/07 by Ω No comments 高橋一行 S.ジジェクは、その単著の内30冊が邦訳されている。また共著やインタビュー集なども10冊の訳が出ている。未邦訳のものは単著で10冊以上、あちらこちらに寄稿しているものは一体 Continue reading →
「戦前回帰」を考える(十四)――近代日本民衆の反近代的情念について 2020/02/14 by Ω No comments 相馬千春 (十三)より続く。 十三 近代日本「民衆」の政治上の三つの意識(続) 2「反近代の情念」把握のための準備的考察 近代日本「民衆」の政治上の三つ Continue reading →
シンギュラリティは来るのか -加速主義について( 補遺)- 2019/11/20 by Ω No comments 高橋一行 シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人間の能力を超えるようなAI(人工知能)が出現し、かつそういうAIが廉価で普及するようになる日のことで、あと20数年もすれば、そういう時代が来るだ Continue reading →
資本主義の終わりを思い描く ―加速主義について(社会学篇)― 2019/10/05 by Ω No comments 高橋一行 「政治篇」、「経済篇」、「哲学篇」と続けて来て、今回は最後に補足として「社会学篇」を書く。 大澤真幸は社会学者のルーマンと先に取り Continue reading →
資本主義を越える原理とは何か -加速主義について(哲学篇)- 2019/09/18 by Ω No comments 高橋一行 資本主義を何とか超えて次の社会に進みたいと思っても、これは越えられないのではないかという思いがある。加速主義とはその思いそのものを声高に叫ぶだけの主義主張で Continue reading →
「戦前回帰」を考える(十三)――近代日本「民衆」の政治上の三つの意識 2019/09/13 by Ω No comments 相馬千春 (十二)より続く。 十三 近代日本「民衆」の政治上の三つの意識 この連載の(十一)、(十二)では、「近世中・後期―近代初頭の「民衆」の「自己意 Continue reading →
資本主義の次に何が来るか - 加速主義について(経済篇) - 2019/09/04 by Ω No comments 高橋一行 前回分において、加速主義については右派であれ左派であれ、そこにニヒリズムがあると私は言ったのだが、しかし同時に彼らには資本主義を加速すれば何とかなるのだとい Continue reading →
資本主義は越えられないのか – 加速主義について(政治篇)- 2019/08/24 by Ω No comments 高橋一行 「資本主義の終わりを想像するよりも世界の終わりを想像する方がたやすい」(ジェイムソンp.13)という文言は、加速主義について語られるときに誰もが使うものであ Continue reading →
いしいひさいちから学ぶ政治学(3)――位階制組織における民主主義 2019/08/08 by Ω No comments 田村伊知朗 いしいひさいち『鏡の国の戦争』潮出版、1985年、76-77頁。 この漫画の面白さは以下の点にある。それは、軍隊に多数決原理が導入されてい Continue reading →
2019年春 中国・撫順ちょっと旅 2019/07/10 by Ω No comments 藤井建男 三月末から5日ばかり私的な用事で中国・遼寧省撫順市に5日間行ってきました。『黄泥街』(残雪著 白水社新書 2018刊)をバックに入れて。用件もありましたので本に没頭するわけにいきません Continue reading →