主体の論理 (2) 当事者研究とは何か 2020/12/01 by Ω No comments 高橋一行 「主体の論理」というテーマで話を続けたい。今回は補論に入れるべき事柄かもしれないと思う。 当事者研究とは、2001年に北海道の浦河べて Continue reading →
主体の論理 (1) フロイトの事後性について 2020/11/07 by Ω No comments 高橋一行 この古色蒼然たる題名は、しかしM. フーコーやJ. ラカンやJ. バトラーの理論が私たちの共通認識になったと思われる現在において、あらためて意義を持って来るのではないかとい Continue reading →
マラブーのエピジェネティクス理解を問う 2020/06/25 by Ω No comments 高橋一行 C. マラブーは『明日への前に - 後成説と合理性 -』(以下、『明日』)において、カント理論における「超越論的なものは、発生・発展し、変化し、進化する」と言う(同 p. Continue reading →
ジジェクのパンデミック論を読む 2020/05/11 by Ω No comments 高橋一行 新型コロナウイルスの蔓延による世界的な危機に関して、ジジェクは矢継ぎ早に、次の3つの短い Continue reading →
誰が決めるのか 2020/05/04 by Ω One comment 高橋一行 1. 専門家の苦渋の決断を私たちが支えられるか 高齢者という最も弱い人を見殺しにして、経済を優先せよということではない。それが4月24 Continue reading →
トリアージの思想を受け入れる 2020/04/24 by Ω One comment 高橋一行 1. 木村・関沢・藤井論文を紹介する 木村もりよ、関沢洋一、藤井聡3者による論文「高齢者と非高齢者の2トラック型の新型コ Continue reading →
ジジェクのヘーゲル理解は本物か(3) 具体的普遍 2020/04/10 by Ω No comments 高橋一行 ジジェクのキーワードの一つは具体的普遍である。「ヘーゲルのとは何か」(以下、「具体的普遍とは何か」)という論文を見て行こう。 ジジェクはここで、ヘー Continue reading →
ジジェクのヘーゲル理解は本物か(2) 無限判断論 2020/03/22 by Ω No comments 高橋一行 無限判断論は、ジジェクのヘーゲル理解の要(かなめ)と言っても良い概念である。これは二千年の昔から哲学史上議論されているのだが、それを活用したのはカントである。そのカントの無 Continue reading →
ジジェクのヘーゲル理解は本物か(1) 闇と鬱 2020/03/07 by Ω No comments 高橋一行 S.ジジェクは、その単著の内30冊が邦訳されている。また共著やインタビュー集なども10冊の訳が出ている。未邦訳のものは単著で10冊以上、あちらこちらに寄稿しているものは一体 Continue reading →
シンギュラリティは来るのか -加速主義について( 補遺)- 2019/11/20 by Ω No comments 高橋一行 シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人間の能力を超えるようなAI(人工知能)が出現し、かつそういうAIが廉価で普及するようになる日のことで、あと20数年もすれば、そういう時代が来るだ Continue reading →