CSIS「中国の台湾侵攻の図上演習」の「要旨」を試訳する 2023/01/16 by Ω No comments 相馬千春 岸田政権は防衛政策を大転換させて、敵基地攻撃能力の獲得を始めとした軍備拡張に乗り出しました。こういう情勢になると、市民にとっても軍事問題を考えることは避けて通れない Continue reading →
デモクラシーの契機としての「精神的貴族主義」は可能か(一)-ヘーゲルの「ストア主義」論 2022/03/29 by Ω No comments 相馬千春 先に掲載した「リベラル・左派の何が問題か?」の(七)と(八)では、主に丸山真男によって「武士のエートス」とはどんなものかを見たのですが、それを通して逆に、近・現代の日本が Continue reading →
(続)「武士のエートス」とその喪失を考える 2021/11/25 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(八) 相馬千春 (七より続く) この連載のサブタイトルは「リベラル・左派の何が問題か?」なので、「武士のエートス」とその喪失というテ Continue reading →
「武士のエートス」とその喪失について考える 2021/09/20 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(七) 相馬千春 1. 「兵学的リアリズム」を支えるものとしての「武士のエートス」 前回、幕末・維新期の武士たちの「兵学的リアリズム」について触れましたが、「兵学 Continue reading →
〈日本の知識層におけるリアリズム喪失〉という問題 2021/07/06 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(六) 相馬千春 1.「兵学的リアリズムでパワー・ポリティクスの波を乗り切る」――幕末の武士たち 前回は日本的な<わたし>というものがどのようなもの Continue reading →
日本的な〈わたし〉の問題 2021/04/28 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(五) 相馬千春 (四より続く) 1. 近代日本における「主体的契機」の転換 明治以降の日本は西欧文明の導入に努めてきたわけですが、そ Continue reading →
「日本におけるリベラル左派の長期的退潮の原因は何か?」という問い 2021/01/01 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(四) 相馬千春 1. 「リベラル・左派の何が問題か?」(一)、(二)、(三)のまとめ & Continue reading →
近代日本で「個人」と「市民社会」は成立したのか? 2020/09/24 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(三) 相馬千春 1.はじめに 前回の末尾では以下の諸点を述べておきました。すなわち、<晩年のマルクス(「ザスーリチ Continue reading →
リベラル・左派にとって民衆と「前近代」は啓蒙の対象でよいのか? 2020/08/15 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(二) 相馬千春 1.近代日本教育の産物としての「リベラル・左派」 前回は、日本のリベラル・左派の低迷の背景に、<日本の「リベラル・左派」のセ Continue reading →
日本のリベラル・左派と民衆のギャップを考える 2020/07/11 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(一) 相馬千春 はじめに――都知事選の結果を受けて 今回の都知事選、立憲民主党と共産党、社民党が支持した宇都宮健児は84万票 Continue reading →