マラブーのエピジェネティクス理解を問う 2020/06/25 by Ω No comments 高橋一行 C. マラブーは『明日への前に - 後成説と合理性 -』(以下、『明日』)において、カント理論における「超越論的なものは、発生・発展し、変化し、進化する」と言う(同 p. Continue reading →
道路交通における自然環境と人間的自然に対する否定的作用――ドイツにおけるその具体的様態に関する考察 2020/06/22 by Ω No comments 田村伊知朗 はじめに 環境保護に関する意識が、後期近代の西欧において急激に浮上した。大気、水、土壌、動植物等から構成される自然環境の保護が、主要な政策課題の一つになった。環境保護と Continue reading →
これからの「対コロナ戦略」を考える――児玉龍彦氏の提起を踏まえて 2020/06/11 by Ω No comments 鳴海游 1. 日本の死者数が少なかったのは何故? 新型コロナの感染が完全に収束したわ Continue reading →
「戦前回帰」を考える(十五)――明治政府開明派と神道勢力の闘争 2020/05/22 by Ω No comments 相馬千春 (十四)より続く。 十三 近代日本「民衆」の政治上の三つの意識(続) 3 明治政府開明派と神道勢力との闘争 前回、葦津珍彦『国家神道とは何であ Continue reading →
ジジェクのパンデミック論を読む 2020/05/11 by Ω No comments 高橋一行 新型コロナウイルスの蔓延による世界的な危機に関して、ジジェクは矢継ぎ早に、次の3つの短い Continue reading →
誰が決めるのか 2020/05/04 by Ω One comment 高橋一行 1. 専門家の苦渋の決断を私たちが支えられるか 高齢者という最も弱い人を見殺しにして、経済を優先せよということではない。それが4月24 Continue reading →
戦略を欠いた「宣言」延長ーーいま「新型コロナ」に対してどのような「代替戦略」が考えられるか 2020/05/04 by Ω No comments 鳴海游 1. 感染者数を知らない首相、抗体検査の結果を明かさない官僚 「緊急事態宣言」がさらに31日まで延長されることになりました。 国民の多数は、「緊急事態 Continue reading →
トリアージの思想を受け入れる 2020/04/24 by Ω One comment 高橋一行 1. 木村・関沢・藤井論文を紹介する 木村もりよ、関沢洋一、藤井聡3者による論文「高齢者と非高齢者の2トラック型の新型コ Continue reading →
「新型コロナ緊急対策」を考える 2020/04/24 by Ω No comments 鳴海游 1.大恐慌以来最悪の景気後退 まず、新型コロナが経済に与えるインパクトがどれほどなのか。 IMF経済顧問兼調査局長のギータ・ゴピナートは次のように Continue reading →
「新型コロナ」で医療崩壊か?専門家会議戦略は早くも破綻か? 2020/04/16 by Ω No comments 鳴海 游 1.早くも現実のものとなりつつある「医療崩壊」 前回(4月2日)、私は「新型コロナ」対応の戦略の第一項目として、「十分な集団免疫が獲得されるまでの「長期戦」となるが、医療 Continue reading →