主体の論理 (2) 当事者研究とは何か 2020/12/01 by Ω No comments 高橋一行 「主体の論理」というテーマで話を続けたい。今回は補論に入れるべき事柄かもしれないと思う。 当事者研究とは、2001年に北海道の浦河べて Continue reading →
主体の論理 (1) フロイトの事後性について 2020/11/07 by Ω No comments 高橋一行 この古色蒼然たる題名は、しかしM. フーコーやJ. ラカンやJ. バトラーの理論が私たちの共通認識になったと思われる現在において、あらためて意義を持って来るのではないかとい Continue reading →
近代日本で「個人」と「市民社会」は成立したのか? 2020/09/24 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(三) 相馬千春 1.はじめに 前回の末尾では以下の諸点を述べておきました。すなわち、<晩年のマルクス(「ザスーリチ Continue reading →
リベラル・左派にとって民衆と「前近代」は啓蒙の対象でよいのか? 2020/08/15 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(二) 相馬千春 1.近代日本教育の産物としての「リベラル・左派」 前回は、日本のリベラル・左派の低迷の背景に、<日本の「リベラル・左派」のセ Continue reading →
7月16日、参議院予算委員会での参考人・児玉龍彦氏の発言記録 2020/07/19 by Ω No comments 鳴海游 新型コロナについては、先に「これからの「対コロナ戦略」を考える――児玉龍彦氏の提起を踏まえて」で、5月16日時点での児玉龍彦氏(東大先端研)の提起(「コロナと闘う戦略図」 Continue reading →
日本のリベラル・左派と民衆のギャップを考える 2020/07/11 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(一) 相馬千春 はじめに――都知事選の結果を受けて 今回の都知事選、立憲民主党と共産党、社民党が支持した宇都宮健児は84万票 Continue reading →
マラブーのエピジェネティクス理解を問う 2020/06/25 by Ω No comments 高橋一行 C. マラブーは『明日への前に - 後成説と合理性 -』(以下、『明日』)において、カント理論における「超越論的なものは、発生・発展し、変化し、進化する」と言う(同 p. Continue reading →
道路交通における自然環境と人間的自然に対する否定的作用――ドイツにおけるその具体的様態に関する考察 2020/06/22 by Ω No comments 田村伊知朗 はじめに 環境保護に関する意識が、後期近代の西欧において急激に浮上した。大気、水、土壌、動植物等から構成される自然環境の保護が、主要な政策課題の一つになった。環境保護と Continue reading →
これからの「対コロナ戦略」を考える――児玉龍彦氏の提起を踏まえて 2020/06/11 by Ω No comments 鳴海游 1. 日本の死者数が少なかったのは何故? 新型コロナの感染が完全に収束したわ Continue reading →
「戦前回帰」を考える(十五)――明治政府開明派と神道勢力の闘争 2020/05/22 by Ω No comments 相馬千春 (十四)より続く。 十三 近代日本「民衆」の政治上の三つの意識(続) 3 明治政府開明派と神道勢力との闘争 前回、葦津珍彦『国家神道とは何であ Continue reading →