世界の財政理論は“格差打破”へと転換している 2024/08/19 by Ω No comments ――大企業・富裕層への課税強化・税の累進性回復が課題に―― 相馬千春 1. 日本の経済政策論議は「ガラパゴス」化しているのでは? この間の日本の財政政策の議論を見ていると、率直に言 Continue reading →
路面電車の語ること – 田村伊知朗『ドイツ路面電車ルネサンス 思想史と交通政策』に触れつつ – (政治学講義番外編) 2024/07/28 by Ω No comments 高橋一行 田村伊知朗『ドイツ路面電車ルネサンス 思想史と交通政策』(論創社、2024年7月)を読む。題名の通り、ドイツの路面電車の復活を論じたものである。触発されることがあり、この Continue reading →
財政政策の新たな可能性――サマーズ、ブランシャール、イエレンの提起――を考える(2) 2024/07/27 by Ω No comments 相馬千春 三、ジャネット・イエレンが提起していること はじめに 「財政政策の新たな可能性――サマーズ、ブランシャール、イエレンの提起――を考える」という標題で拙文を書 Continue reading →
財政政策の新たな可能性ーーサマーズ、ブランシャール、イエレンの提起ーーを考える(1) 2024/06/27 by Ω No comments 相馬千春 いまの物価高に対する政策としては各種世論調査では消費税減税が第一位を占めているようで、私もこのサイトで既に二回消費税減税を求める拙文を書いています。しかし消費税減税には反 Continue reading →
政治学講義第四回 嫉妬の充満、またはリベラリズムの衰退 2024/05/15 by Ω No comments 高橋一行 この10年くらいジジェクに拘っていて、しかし専らそれはヘーゲル論理学との関わりで関心があり、そういう論文を書いてきたのだけれども、今回は政治的な問題である。   Continue reading →
24年春闘後も実質賃金の下落は続きそうだーー政治はどう対応すべきか。 2024/04/28 by Ω No comments 相馬千春 一、24春闘で高い賃上げが実現したのか? 日本労働組合総連合会(連合)の発表 (1)によると、今年の春闘の賃上げは、組合員数300人以上の組合では平均5.24%(定昇込み Continue reading →
「気候変動1.5℃目標」が死んだいま、「気候科学は何を語り、何を語っていないのか?」(S. E. クーニン) 2024/03/28 by Ω No comments 相馬千春 1.「気候変動1.5℃目標の死」から何を考える必要があるのか。 ちかごろ「気候変動の1.5℃目標は死んだ」という指摘を眼にすることが多くなりました。 &nb Continue reading →
実質賃金低下と消費増税に挟撃されて将来を失いつつある日本で、消費減税は有効な対策だ 2024/02/27 by Ω No comments 相馬千春 1. はじめに 今回書くことは、私が、消費税減税の問題について、地域での市民・野党の皆さんとの対話の中で発言してきたことを元にしています。それで、この文では「消費税減税 Continue reading →
身体論補遺(4) ロボットの身体 2024/01/16 by Ω No comments 高橋一行 このシリーズの最終回である。今まで身体というテーマで書き散らしてきたのだが、それらをまとめて本に Continue reading →
政治学講義第三回 イスラム世界、またはライシテについて 2023/12/13 by Ω No comments 高橋一行 フランスの移民問題を考える際に、ライシテの基本を復習しておくことは重要である。これは単なる政教分 Continue reading →