Tag Archives: 積山 諭

洗練と土俗

積山 諭       先日、スペインのソプラノ歌手、モンセラ・カバリエが亡くなられました。私は特にファンだったわけではありませんが、手持ちのCDを聴き、その声の見事さに、あらためて鍛えられ、 Continue reading →

浜田知明の作品

積山 諭  浜田知明の作品を知ったのは今から10年くらい前だ。NHKか民放で特集をしていた。実に痛烈な印象を受けた。代表作「初年兵哀歌」だけではなく、全作品を見たい衝動に駆られた。しかし記念館のある熊本はあまりに遠い。と Continue reading →

マーラーの音楽

積山 諭       突破(Durchbruch)とは、テオドール・W・アドルノがマーラーの作品を解くキーワードである。『マーラー 音楽観想学』(法政大学出版 龍村あや子訳)で、龍村氏は次の Continue reading →

映像のピナ・バウシュ

積山 諭   「Pina/ピナ・バウシュ踊り続けるいのち」(2011年)はピナ・バウシュと彼女が率いるヴッパタール舞踊団を映像で捉えたヴィム・ヴェンダース監督の作品である。完成したのは残念ながらピナの死後。作品 Continue reading →

1937年公開の映画2本

積山 諭    フランク・キャプラ監督の『失われた地平線』は1937年の公開である。公開時は132分の上映時間。やがて107分の短縮版が上映されたらしい。ところが1967年にはオリジナルネガが完全に損傷し完全版 Continue reading →

リヒテルのシューベルト

積山 諭    シューベルトのピアノ・ソナタ「幻想」(D894)は多くの練達のピアニストたちが録音を残している。それは天才、名人と称されている人々である。聴き比べたのは、その幾つかに過ぎない。しかし、その中で傑 Continue reading →

最近の試写会から 

積山 諭    音楽ネタの映画は古今東西あまたあるけれども繰り返し観るに耐える作品がそうそうあるものでもない。最近ではクリント・イーストウッド監督の『ジャージーボーイズ』が面白かった。監督はジャズファンで自作の Continue reading →