中東での無差別殺戮は「第三次世界大戦」の始まりを告げているのか? 2023/10/26 by Ω No comments 相馬千春 中東で無差別殺戮が始まった 高橋一行さんがこのサイトで公開されている「政治学講義第一回(1)」(2023年08月15日)は、E. トッドの著作『第三次世界大戦はもう始まっている』を検証 Continue reading →
私が政党を批判する尺度とは?――立憲民主党を例にして 2023/06/15 by Ω No comments 相馬千春 一、はじめに このところ日本のリベラル・左派は退潮が著しく、立憲民主党は政党支持率で維新に抜かれ、共産党も4月の統一地方選挙で議員数をずいぶんと減らしてしまいました。リベラル・左派の退 Continue reading →
「デモクラシー」と「主であること(Herrschaft)」 2023/05/25 by Ω No comments ――拙論「デモクラシーの契機としての「精神的貴族主義」は可能か」の続きに代えて―― 相馬千春 「「デモクラシー」と「主であること(Herrschaft)」」と題した Continue reading →
日本の安全保障問題を考える――「敵基地攻撃論」を契機として 2023/02/16 by Ω No comments 相馬千春 下に掲載するのは、私が昨年末、前衆議院議員のMさん(立憲民主党)に送付した「日本の安全保障問題に関する意見」ですが、これを作成したのは次のような経緯によっています。すなわち昨年の12月16日、政府 Continue reading →
CSIS「中国の台湾侵攻の図上演習」の「要旨」を試訳する 2023/01/16 by Ω No comments 相馬千春 岸田政権は防衛政策を大転換させて、敵基地攻撃能力の獲得を始めとした軍備拡張に乗り出しました。こういう情勢になると、市民にとっても軍事問題を考えることは避けて通れない Continue reading →
デモクラシーの契機としての「精神的貴族主義」は可能か(一)-ヘーゲルの「ストア主義」論 2022/03/29 by Ω No comments 相馬千春 先に掲載した「リベラル・左派の何が問題か?」の(七)と(八)では、主に丸山真男によって「武士のエートス」とはどんなものかを見たのですが、それを通して逆に、近・現代の日本が Continue reading →
(続)「武士のエートス」とその喪失を考える 2021/11/25 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(八) 相馬千春 (七より続く) この連載のサブタイトルは「リベラル・左派の何が問題か?」なので、「武士のエートス」とその喪失というテ Continue reading →
「武士のエートス」とその喪失について考える 2021/09/20 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(七) 相馬千春 1. 「兵学的リアリズム」を支えるものとしての「武士のエートス」 前回、幕末・維新期の武士たちの「兵学的リアリズム」について触れましたが、「兵学 Continue reading →
〈日本の知識層におけるリアリズム喪失〉という問題 2021/07/06 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(六) 相馬千春 1.「兵学的リアリズムでパワー・ポリティクスの波を乗り切る」――幕末の武士たち 前回は日本的な<わたし>というものがどのようなもの Continue reading →
日本的な〈わたし〉の問題 2021/04/28 by Ω No comments ――リベラル・左派の何が問題か?(五) 相馬千春 (四より続く) 1. 近代日本における「主体的契機」の転換 明治以降の日本は西欧文明の導入に努めてきたわけですが、そ Continue reading →