池田龍雄さんのこと 2020/12/21 by Ω No comments 高橋一行 池田龍雄さんが亡くなった。先月の末日である。 5年前の夏、入院されていた清瀬の病院に、若生のり子さんと一緒にお見舞いに伺ったことがある。私たちが病室に入ると、 Continue reading →
【提言】学問研究の自由と学問批判の自由 2020/12/13 by Ω No comments 石塚正英 ウノ・ハルヴァ著・田中克彦訳『シャマニズム―アルタイ系諸民族の世界像―』(全2冊、平凡社・東洋文庫、1971年7月)の「再刊にあたって」(1989年3月)において、田中は Continue reading →
中島正の思想研究序説―その著作目録と都市論に対する序文 2020/12/02 by Ω No comments 田村伊知朗 第1節 都市という概念の歴史 社会的な主要産業が農業であるかぎり、都市の発展は限定的である。もちろん、前近代においても商業は必然であり、統治機構は都市を必要としていた。し Continue reading →
主体の論理 (2) 当事者研究とは何か 2020/12/01 by Ω No comments 高橋一行 「主体の論理」というテーマで話を続けたい。今回は補論に入れるべき事柄かもしれないと思う。 当事者研究とは、2001年に北海道の浦河べて Continue reading →
未明―森忠明『ハイティーン詩集』(連載12) 2020/11/30 by Ω No comments (1966~1968)寺山修司選 森忠明 未明 女のような流し方をする あの懐しくも愚劣な街の銭湯で したたか友情に酔いながら おれはついそんな批評を君に呈したことがあった 別れ Continue reading →
【コメント】日本学術会議会員任命拒否問題と20世紀の〔総力戦〕 2020/11/28 by Ω No comments 科学者倫理を考える会 代表 石塚正英 2020年10月1日、菅義偉首相が日本学術会議の会員候補の任命を拒否するという一件が公表されました。この出来事から私は、世界大戦中の〔総力戦〕 Continue reading →
主体の論理 (1) フロイトの事後性について 2020/11/07 by Ω No comments 高橋一行 この古色蒼然たる題名は、しかしM. フーコーやJ. ラカンやJ. バトラーの理論が私たちの共通認識になったと思われる現在において、あらためて意義を持って来るのではないかとい Continue reading →
好漢―森忠明『ハイティーン詩集』(連載11) 2020/10/31 by Ω No comments (1966~1968)寺山修司選 森忠明 好漢 空という空が俺を決して記憶しないでいるように 俺も空の境涯を決して諒解しないだろう ただ愛くるしく いかにも思慮深げな首元のおまえ Continue reading →
菅内閣による日本学術会議会員任命拒否問題に関する声明 2020/10/15 by Ω No comments 2020年10月08日 科学者倫理を考える会 代表 石塚正英 10月1日、菅義偉首相が日本学術会議の会員候補の任命を拒否するという一件が公表されました。また、この問題で、内閣府が安倍政権 Continue reading →
消息―森忠明『ハイティーン詩集』(連載10) 2020/09/30 by Ω No comments (1966~1968)寺山修司選 森忠明 消息 アタシヤッパリ盲ノサフォヲ気ドッテ アンタヲ忘レテシマウコトニシタ アタシワ今シンジュクノ土ノ下 マルデ平凡パンチノ表紙ノヨウナオ Continue reading →