生き物語-自然は尋常でない!シロナメツムタケ=白いキノコ70話 2023/02/03 by W No comments 若生のり子(NORIKO WAKO) 木洩れ日のもと 人知れずひっそりと自生していました 中秋の忍野でひとり山歩きをしていた夕暮でした 薄暗く密生している樹木のあわい キーンと斜めに差し込む残照 白いキノコは精一杯喜びを表し 光の妖精達もこぞって戯れていました <Another world>にいざなわれました いつしか涙が頬を伝っていました (悲しくて涙がこぼれた訳ではありません、説明できません) カサは直径が約6cm位で厚みがあり、表面には強いヌメリがあります 幼菌時は饅頭型、成長と共にカサが開き、やがて平らになって、最後はやや反り返ります ヒダは柄に直生~湾生し、色は幼菌時は白色ですが、徐々に薄い白褐色に変色していきます 笑っているように見えます わこう のりこ (Artist) (pubspace-x9505,2023.02.03)