ナナフシ旅館――『マローンおばさん』 2025/10/31 by Ω No comments 森忠明 六年前の春、妻がゼロ歳児の娘をつれて実家へ帰ってしまった。私は捨てられたのだった。そのへんのミジメさ、寂しさをつづったのが「小さな蘭に」(ポプラ社)。出版後に二人は戻ってき Continue reading →
生き物語ー自然は尋常ではない!<千差万別の愛ある菊たち〉133話 2025/10/24 by Ω No comments 若生のり子(NORIKO WAKO) 春咲、秋咲、冠婚葬祭と周年私達日本人にとってはとても馴染み深い菊たちです 皇室の菊花紋章(十六葉八重表菊)やパスポート(一六弁一重表菊)の表紙に使われて Continue reading →
S. ジジェクを巡る思想家たち 第5回 A. バディウ 2025/10/19 by Ω No comments 高橋一行 数学は存在論であるとバディウは言う。数学が今回の論稿におけるキーワードになる。 さてその数学は自然科学者が使うそれではない。自然科学を学んだ者は Continue reading →
生き物語ー自然は尋常ではない!<カミキリムシも色々〉132話 2025/10/03 by Ω No comments 若生のり子(NORIKO WAKO) このコは、死体が庭に転がっていました 既に硬直していて脚を広げることができませんでした このコ以下 Continue reading →
えこひいき――『画用紙の中のぼくの馬』 2025/09/30 by Ω No comments 森忠明 小五の春あたりから生きている喜びや楽しさが薄れてきた私は、重いウツ病みたいになり、登校できなくなった。慶応病院の神経科や民間療法に通い、早く立ち直ろうと焦っているうちに小学 Continue reading →
大類伸『ルネサンス文化の研究』を読む―読書ノートの時代(95) 2025/09/27 by Ω No comments 石塚正英 まえおき 大類 伸『ルネサンス文化の研究』清水弘文堂、1971年(初版1937年)からの【引用】と【注記】。〔 〕付きの小見出しは引用文に関係するもので Continue reading →
生き物語ー自然は尋常ではない!<クルクマ>131話 2025/09/26 by Ω No comments 若生のり子(NORIKO WAKO) 夏になると出荷が始まる「クルクマ」は「ヒマワリ」とともに活躍する夏を代表する花の一つ 今夏も最高気温を更新し続けています この異常気象のため普通の草花は弱 Continue reading →
大類伸『史学概論』1941(初1932)を読む―読書ノートの時代(94) 2025/09/20 by Ω No comments 石塚正英 まえおき 大類伸『史学概論』共立社、1941(初1932)年、からの【引用】と【注記】。文中の「/」は改行を示す。下線は引用者による。引用に際し、(中略) Continue reading →