ハイゼンベルク『部分と全体』を読む―読書ノートの時代(91) 2025/09/01 by Ω No comments 石塚正英 まえおき 私は、1970年から読書ノートを執り続けて今日に至っている。手書き時代も含め、そのノート群から主だったもの90点を選んで「読書ノートの時代」と題し Continue reading →
命がけ――『テントの旅人』 2025/08/31 by Ω No comments 森忠明 本紙八月九日朝刊の一面に〈不登校9万4千人・96年度文部省調査〉とあるのを見て、「六〇年度は何人ぐらいだったのかなあ」とつぶやいてしまった。 一九 Continue reading →
S. ジジェクを巡る思想家たち 第2回 アルチュセール 2025/08/29 by Ω No comments 高橋一行 アルチュセールは1960年代、実存主義を唱えるサルトルの主体性理論を批判し、構造主義によるマルクス解釈を打ち出して、華々しくフランスの思想界に登場した。またこのあと本シリ Continue reading →
物と心のあいだに―西田幾多郎のハイゼンベルク読書 2025/08/23 by Ω No comments 石塚正英 はじめに 王陽明を対象に執筆した拙著前作「真の自己は身体を離れない―王陽明『伝習録』を拾い読む」では、自然と人間(文化)の相関、〔自然⇄人間〕思想における Continue reading →
生き物語ー自然は尋常ではない!<モクズガニ(藻屑)2>128話 2025/08/22 by Ω No comments 若生のり子(NORIKO WAKO) 2代目のモクズガニです 近隣の小川にはかなり繁殖しているようです 一時全盛を誇っていたアメリカザリガニを捕食するそうで、生態系に変化が現れて Continue reading →
S. ジジェクを巡る思想家たち 第1回 見通し 2025/08/16 by Ω No comments 高橋一行 S. ジジェクはまず、J. ラカンの解釈者として知られている。これは確かにジジェクの第一の功績として挙げるべきものである。またそのラカン解釈の上で、ジジェクはヘーゲルを独 Continue reading →
生き物語ー自然は尋常ではない!<トルコキキョウも色々>127話 2025/08/15 by Ω No comments 若生のり子(NORIKO WAKO)   Continue reading →
真の自己は身体を離れない―王陽明『伝習録』を拾い読む 2025/08/06 by Ω No comments 石塚正英 はじめに 中国明代の儒学者王陽明(1472-1529、陽明は号で、本名は守仁)は単なる官僚士大夫ではなく、むしろ民衆世界を哲学する人だった。浙江省出身の彼 Continue reading →