絶頂でやめたがる 2019/04/23 by Ω No comments 森忠明 ポプラ社からファンレターが転送されてきた。葉書にボールペン字である。拙著『小さな蘭に――パパの大切なひとたちのこと――』への感想。差出人は和歌山県のMさんという、たぶん中学 Continue reading →
てめぇごしらえ考 2019/03/16 by Ω No comments 森忠明 旧臘、古恋人を立川駅改札で見送り、彼女の姿がエスカレーターに消えると同時に私の腹に差し込みがきた。一刻を争う便意である。北口と南口のトイレは遠い。最短距離にある構内のを借り Continue reading →
『この湖にボート禁止』――ジェフリー・トゥリーズ作/田中明子訳 2019/02/16 by Ω No comments 森忠明 物語の語り手であるビル少年によると、「事件のいろんなきっかけはゆっくり、静かにやってきた」のだが、それにしてもまだるっこしいストーリー展開で、構成上どうなってるのか心配しな Continue reading →
三人のジャンゴ 2019/02/06 by Ω No comments 積山 諭 先日、ジャンゴ・ラインハルトの生き方と演奏を題材にしたフランス映画をレンタルDVDで観た。この天才ギタリストの姿と生き方を興味深くみた。最初その演奏に惹かれたのはルイ・マ Continue reading →
生き物語ー自然は尋常ではない48話「いとおかし」冬枯れの木々 2019/01/29 by W No comments 若生のり子(NORIKO WAKO) それぞれに個性際立つ枝ぶり 落葉後の裸の木々 透明な空のブルーと木々の生命力に魅せられて、、、。 メタセコイア Continue reading →
『あゆみの時間』他 2019/01/20 by Ω No comments 森忠明 漱石の『三四郎』は青年期の退屈の美しさを描いたものだといったのは、たしか河上徹太郎で、”平成の三四郎”というのは講道館柔道のヒーローに与えられた称号 Continue reading →
生き物語- 自然は尋常ではない!枯れすすき (尾花)の妙 47話 2018/12/30 by ⒲ No comments 若生のり子(NORIKO WAKO) 古代万葉の世界に詠まれるより遥か以前から 枯れては 枯れては 力強く青々と芽吹き 穂を垂れ 営々と繰り返す 輪廻 時空の風・すすき 壮大な悠久の流れに思いを馳せ 透明に Continue reading →