覗窓―森忠明『ハイティーン詩集』(連載13) 2020/12/31 by Ω No comments (1966~1968)寺山修司選 森忠明 覗窓 突如 男は女を殴り 不思議に女は男にしなだれ 小外刈をかけそこなったように 非衛生な寝台に崩れていく 老映写技師キクタさんは 今日 Continue reading →
池田龍雄さんのこと 2020/12/21 by Ω No comments 高橋一行 池田龍雄さんが亡くなった。先月の末日である。 5年前の夏、入院されていた清瀬の病院に、若生のり子さんと一緒にお見舞いに伺ったことがある。私たちが病室に入ると、 Continue reading →
【提言】学問研究の自由と学問批判の自由 2020/12/13 by Ω No comments 石塚正英 ウノ・ハルヴァ著・田中克彦訳『シャマニズム―アルタイ系諸民族の世界像―』(全2冊、平凡社・東洋文庫、1971年7月)の「再刊にあたって」(1989年3月)において、田中は Continue reading →
中島正の思想研究序説―その著作目録と都市論に対する序文 2020/12/02 by Ω No comments 田村伊知朗 第1節 都市という概念の歴史 社会的な主要産業が農業であるかぎり、都市の発展は限定的である。もちろん、前近代においても商業は必然であり、統治機構は都市を必要としていた。し Continue reading →
主体の論理 (2) 当事者研究とは何か 2020/12/01 by Ω No comments 高橋一行 「主体の論理」というテーマで話を続けたい。今回は補論に入れるべき事柄かもしれないと思う。 当事者研究とは、2001年に北海道の浦河べて Continue reading →