私のマルセル・プルースト研究/『失われた時を求めて』における一人称についての私見(1) 2014/04/08 by 蒲地きよ子 No comments 蒲地きよ子 1971年7月、ちょうどマルセル・プルーストが生れて百年経った夏休みを、わたくしは二月ばかり家に閉じこもって『失われた時を求めて』の第一篇、第二篇を読んだ。日中、数頁よんでは家事をしながら考え Continue reading →