ヘーゲルを読む 5-3 偶然と必然(マラブー論3) 2014/07/11 by KIT No comments 高橋一行 5-2より続く 習慣によって、魂と身体は統一された。そこで成立するのは、5-1において論じた、可塑的個体である。ヘーゲルが『美学』で論じた、内的なものと外的なものとの一致としての、可塑的個体は、また普遍性と個別 Continue reading →
ヘーゲルを読む 5-2 自然と精神(マラブー論2) 2014/07/11 by KIT 2 comments 高橋一行 5-1より続く 5-1の脳論から、5-2の「自然と精神」論が出て来る。ヘーゲルは、しかし、自然としての類人猿の脳が発達して、精神を持った人間が出て来るとは考えていない。自然から精神への移行には、もうひとつの無限 Continue reading →
ヘーゲルを読む 5-1 脳と可塑性 (マラブー論1) 2014/07/11 by KIT 2 comments 高橋一行 4より続く マラブーの『ヘーゲルの未来』は、彼女の博士論文を基にして、補筆したもので、1999年に出版された。可塑性という概念を、ヘーゲル解読のキーワードとして使い、ヘーゲルの、全体系を、これで説明しようとする Continue reading →