我が犬の恩――『しっぽを ぱたぱた』 2023/08/31 by Ω No comments 森忠明 十九歳の秋、私は師匠の寺山修司から詩の朗読についての小論を書くように言われた。十枚足らずの中に三箇所も師の本からの引用があった。それが気にくわなかったらしく、「ぼくを番犬み Continue reading →