若生のり子(NORIKO WAKO)
夏になると出荷が始まる「クルクマ」は「ヒマワリ」とともに活躍する夏を代表する花の一つ
今夏も最高気温を更新し続けています
この異常気象のため普通の草花は弱って花が咲かないかショボショボする異変が起こり
お花屋さんは困っているそうです
熱帯原産で強健なクルクマだけあって、暑ければ暑いほどよく生長し、花色も鮮やかになります
日差しジリジリカンカン、喜びに満ち溢れ
ニコニコ・ツヤツヤ
熱帯地方に勝るとも劣らずの近年の夏の気温では
クルクマの天下
目:ショウガ目
科:ショウガ科
属:ウコン属
種:クルクマ・アリスマティフォリア
学名:Curcumauma alismatifolia
和名:クルクマ・シャローム
原産国:熱帯アジア、アフリカ、オーストラリア
多年草で40~50種があります
根茎や塊根は、香辛料、生薬、食品着色料、染料、に使われ
花は観賞用にされます
歴史をたどれば:スゴイ
「アッシリア植物誌」に着色用植物としてあることから、B.C.600年頃、すでに中近東で用いられていたといわれる。
インドでは、B.C.900年頃から栽培されていたとの説もある。
日本では、平安時代中期に中国からもたらされた。
薬用としては、1454年の「撮壌集」に鬱金の名前が出てくるため、室町時代より以前に用いられていたとされる。
16世紀頃の琉球王朝では、王府がウコンの専売制をしき、財源にしていた。
1609年に薩摩藩が琉球王国に侵攻した後は、薩摩藩により、専売制がしかれる。
江戸時代の享保年間(1716年-1735年)に、幕府の麻布御薬園で栽培されていた記録がある。
わこう のりこ (Artist)
(pubspace-x14214,2025.09.26)