生き物語ー自然は尋常ではない!<キタキチョウの幻>106話

 

 

若生のり子NORIKO WAKO)

 

 

ふと気づきましたら部屋にキチョウが居ました

天井と壁のあわいを戯れるようにフワフワと散策していました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例年になく

10月の初旬頃から幾分小ぶりなキチョウを庭で 終日何匹か見かけるようになりました

『どうしたことかしら』と思っていましたが、、、

単純ですが黄色は『幸せの印』ですから

「あ!今日もまた来てくれたの」と毎日楽しみにしていました

 

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以前は全て『キチョウ』だと統一されていたのですが、2010年代に遺伝的に異なる南方系のキチョウが見つかったため

2種類いることが判明し、『キタキチョウ』と『ミナミキチョウ(キチョウ)』に分けられました

年4~5回も発生がありますので、四季を通して黄色い姿を楽しめる幸せを満喫できます

夏型と秋型がいて、秋型には成虫で越冬する個体もいるそうです

 

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北風の凍てつく厳冬の温かい陽だまり

ヒラヒラとキタキチョウが優雅に舞っている

想像しただけで心はキタキチョウに感応

世界の総てが冷たい冬真っ只中でも是非遭遇できますよう

そして

いっときでも

心が温まり救われますよう

 

節足動物
昆虫綱
チョウ目(白蝶)
キチョウ属

 

わこう のりこ (Artist)
(pubspace-x12127,2024.11.08)