若生のり子(NORIKO WAKO)
このサボテンの白い花
優雅、壮麗、煌びやか
にも関わらず
清楚、繊細、一抹の物悲しさ
Ambivalent
故に、『神秘』を感じさせます
Mysterious
そして、一筋縄ではいかない魔性も
Devilishness
英語で表すとより一層想像力が拡がります
Imagination
日本語は特に漢字にすると固くなりすぎて、創造力(Creation)が限定され削がれるように感じますので、ご容赦を
Glorious
花の精と無言の交歓
見つめれば見つめる程
未知の世界奥深くいざなわれ夢心地(Dreamy )
Sophisticate
ふわっと白い花火のような雌しべ
或サボテンの花たちは、苞,萼,花弁と連続移行しそれらの識別は困難と言われています
剣の如くシャープなのに柔らかいガク(らしき)が絶妙なバランスで四方八方に炸裂
人知を凌駕した自然のセンスの塩梅
『ウウーサスガ!』
Vigorous
Bold
Brimming with Vitality
Elegance
このサボテンの本体の姿は、平べったい肉厚な葉が自由奔放で
あっち向いてホイ、こっち向いてホイ的なユーモラス
花が醸し出す優美なイメージとは程遠く裏腹で野趣
また、本体の葉から花へと導く茎もニュッとゴツ過ぎてこの花には似つかわしくなく無粋な感が否めません
真逆の様々な場面、想念(野暮・気品etc)を引き出し
感性をくすぐられ、不思議の国の『story』を創造し遊び心が膨らみます
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多肉植物たちは、水分保持のために葉が変化した鋭い棘や繊細で柔らかな髭やコブが群生したようなものがあります
イカツイ塊やゴリッとした石や無骨な柱状等多種多様で一風変わった珍妙な形・色をしています、が
不釣り合いな程、どの花もそれぞれ似かよっていて
cute
この落差がサボテンの魅力の一つかもしれません
(エケベリア属を除いて、我が家の数種のサボテンたちもそのようです)
わこう のりこ (Artist)
(pubspace-x11923,2024.09.18)