生き物語ー自然は尋常ではない!<美しいカナヘビ>104話

 

 

若生のり子NORIKO WAKO)

 

ニホンカナヘビと言うからには、ヘビの仲間かなと思いきや

ニホントカゲよりも尾が3倍ほど長いので体長が細くヘビのように見えることから

愛蛇(かなへび)”と呼ばれているそうですが、トカゲの仲間です

素敵な漢字のネーミング

もう一つの特徴は、ニホントカゲの光沢の在るスムースな鱗とは違いガサガサな鱗が目立っています

その鱗を鮮明に撮りたかったのですが、、、

あまりにもすばしっこく動き回り、片時もじっとしていませんでしたので

仕方なく箱に囲んで撮りました、が

その甲斐もなくかえって恐怖を感じさせたのか

ガタガタ飛び跳ねるように動き、処置なしになりました

アーアー

残念ながらたいへん難しかったです

専門家に言わせると、レンズとライトの所為、フラッシュなんかでは全くダメということでした

もっと良い(高価)レンズと被写体に対しての適切なライトの設定とじっくりと時間をかけ決定的瞬間を待つこと

(当たり前の解りきった全くの基本)

 

 

 

この個はそれほどオッポは長くありません

でもとても美しい

 

 

 

必死に箱から逃げようとよじ登っています

ヤレヤレという顔をしています

 

 

 

ホレボレする程の美しい肢体

交尾の時に、オスが抑えるためメスを噛みますので、その傷跡が残っています

だから、この個は雌です

 

 

昼行性、全長16~27cm 、繁殖期は主に5~8月で、1年に3~4回6~10mm程の殻のある卵を2~6個産卵する

壁面や木をよじ登る、トカゲはできない。

産後は産みっぱなし、トカゲは孵化するまで、メスが世話をする。

舌は、ヘビのように分かれている、トカゲは人間と同じ。

 

興味深い動画を見つけました。ご覧くださいませ。

トカゲとカナヘビの生態が見れる上に、カナヘビの交尾も見ることができます。

 

 

わこう のりこ (Artist)
(pubspace-x12041,2024.10.02)